はじめまして。芸情4年のまたきち(又木)です!
突然ですがみなさん、
会社に入って、どんな働き方をしたいですか?
・自分の時間も欲しい。定時であがりたい!
・通勤がだるい。リモートで働きたい!
・育児も仕事も両立したい。フレキシブルに働きたい!
などなど、色々挙げられると思います。
みなさんの思い描いた働き方は、あくまでも理想。
現実はいかがでしょう?
巷では「働き方改革」が騒がれる反面、
・仕事が終わらず、残業は日常茶飯事….
・うちの会社はリモートワークなんて許してくれないよ…
・私だけ時短で働くなんて、周りの社員から嫌がられそう…
企業って、なかなか「個人の働き方」に焦点を当ててくれず、
働く上では肉体的にも精神的にも我慢の連続。
結果、目の輝きがどんどん失われていき
仕事へのモチベーションはだだ下がり。
私はまだ学生ですが、
電車で通勤中の大人たちを見てると
「【仕事を楽しむ】ってなかなか難しいのでは?」と
どうしても感じてしまいます…。
そんな想いが渦巻く中、
「【楽しむを仕事に】をビジョンとして掲げ、社員が生き生きと働いている会社がある」
という話が!これはお話を聞いて、真相を確かめるしかない!!
今回は、【楽しむを仕事に】がビジョンの株式会社オークンメンバーにお話を伺ってきました!
是非、みなさんの今後、または今の働き方について
考えるきっかけになれば幸いです(^^)♡
株式会社オークンってどんな会社?
2015年創業。本社大阪、福岡に拠点を置く、システム開発をメインに事業展開を行う会社。
山下亮社長を筆頭に、高校生から主婦まで計15名が働く。
会社のビジョンは【楽しむを仕事に】。

【楽しむを仕事に】しているオークン従業員に突撃インタビュー!
ママじゃない、ワタシ

ーーよろしくお願いします!働きながら2児のママ。大変じゃないですか?検討もつかない…
めちゃくちゃ大変!
一般的な企業だと、9時から17時までが勤務時間。そうなると、8時には家を出て…
さらに私の場合だと、出勤前に子どもたちを保育園に送って行かねば。
色々仕事探したんですけど、どうも育児しながら働けそうな会社がない。
「私は一生、育児と家事で人生終わるのかな」と思ってたいた矢先、1人で働けばいいんだと思い、起業しました。
ーー起業して、現在はオークンで働いていますがどうですか。ぶっちゃけキツくないですか?
いや、すっごく楽しい!プログラミングにドはまりしちゃって(笑)
昨年の7、8月は週2〜3回はオフィスに出勤して、駿太くん(高瀬さん)に教えてもらいながら仕事をしてて、
11月からはずっと在宅ワーク。実は、元々自分で起業した仕事も掛け持ちでやってるの。
出勤時間が浮いて、その時間を家事や育児に有効活用できるし
子供が体調崩しちゃった時とかも対応しやすくって、すごく働きやすい!
ーーずっと在宅ワーク!オークンって、忙しいママの希望に沿った働きやすい環境を提供してくれているんですね。
日本の企業も、在宅ワークできるとこ増えればいいのにって思います。
まあ、slack繋いで、パソコン1台でできる仕事だからかもしれないけど。
会社で仕事の話ができてる時とか「あ、私『ママ』じゃない自分になれてる!」って実感できるのも嬉しい!
前は、子供と私だけの世界になることが多くて、取り残された感があったんだけど、
仕事頑張ってる時は自分の世界。すごくやりがい感じます!
ーー子供と過ごす時間も、自分の時間も大切にする働き方、私もとても憧れます!最後に、学生に一言ありますか?
自分のしたいことって、困難があっても頑張れると思うから、したいことを選んだほうがいいと思う!
別に会社に入らなくてもやろうと思えばやれるよ!(笑)
ーー1人で起業を経験した福本さんだからこそ言えること!お忙しい中、ありがとうございました!
「いいよ」と「やるよ」は、違う。

ーーお願いします!結婚して子供がいる状態。「仕事しない」という選択はなかったのですか?
子供が保育園に入るまではズバリなかった。
だけど、保育園に入園してから、19時過ぎまで仕事して迎えに行って…となると、子供と触れ合う時間が少なくなってて。「このままでいいの?」って立ち止まってたの。あ、前の会社で働いてたときの話ね。
ーー永瀬さんは仕事も育児も中途半端にしたくなかったのですね。システム会社でフレックスタイム制ってあまり普及してないのでしょうか?
そうね。東京とか、福岡ではwebデザイナーだと普及してるんだけどね。
そもそも、システム開発って女性が少ないから、働き方や環境が女性の働きやすさに整えにくいっていうのもあると思う。
古巣では、「ごめんなさい、5時になったら帰ります」と言った時、
「じゃあこの作業、誰がやるの?」となったこともあって。
『いいよ』と言うけど『やるよ』と言ってない。
システム開発ってエンドがあるから、『やるよ』と言ってくれる人がいなければ自分がしなきゃいけないし、プライベートの時間を削ってた。
「5時になったから帰っていいよ」と言われても、帰っていい雰囲気でもないのよね。
ーー『いいよ』と『やるよ』の責任感って変わってきますよね。オークンで働き始めてから、働き方に変化を感じられましたか?
システム開発を在宅でできる事が凄い!セキュリティ云々で厳しいのよね。
さらに私、「月70時間しか来ません」でOKされたの。本当にびっくりした。『月70時間』かつ『子供がいる』のを受け止めてくれるのって、福岡では見たことない。
70時間でできる業務内容で、降ってくる内容もちゃんと考えてくださるので、今では育児と仕事のバランスが取れてると実感できてます!
ーー永瀬さんが望む働き方に、会社が理解してくれるって相当有り難いですよね。同世代、同業界の女性にもおすすめしたいですか?
はい。それに、興味を持ってくれてる人はいます。
私の場合は育児ですが、介護でも同じように、仕事との両立が難しいとおっしゃってる人はいます。
そういう人にもおすすめしたいですよね。
突然勉強しにやって来た高校生

ーーお願いします!前田さんって、本当に高校生なんですよね?なぜオークンに?
本当に高校生やってますよ。(笑)
夜に学校あるんで、日中はオークンで勉強しています。
きっかけは、安部さん(芸工アプリの運営者)と話す機会があって、そこで僕が
「就活は考えてます。将来的にはIT業界に行きたいです」とお話ししたところ、
「知り合いのシステム開発やってる会社あるから、紹介するわ」と。
僕、その一週間後にはオークンに通い始めてますからね。(笑)
毎日すごく充実してます。
ーー高校生から「充実してる」っていう言葉が出るとは。オークンではどんなことに取り組んでいるのですか?環境とかはどうですか?
僕、プログラミング経験ゼロで。オークンに入り、パソコンから準備して頂き、CSSから教えてもらってます。
できるようになったら、バイトのように進めてもらえる予定です。
今、全然違う世界に飛び込んでるな〜と実感しています。
社内は楽しいですよ。関係ない世間話とかも出来ますし。
中でも、「叱ってもらえる」のがすごく大きくて。僕の高校って単位制なので、やらない奴は勝手に留年するんですけど、叱ってくださることって、本当に有り難いです。
ーー叱ってもらえる、確かに有り難いですよね。前田さんの今の目標ってありますか?
エンジニアでプログラミングを教わっている高瀬さんを超えたいですね。
上司とわきまえながら、お兄ちゃんのように感じています。歳は違うのですが、教えてもらえるってとても嬉しいです。
ーー最後に、高校生から大学生に一言お願いします!
知らないことに興味をもつことは大事かなって思います。
興味がないことを言ってる場にいても、ちゃんと話を聞いて、アンテナを張ったほうが、何か収穫を得られるかもしれないですし。
ーー正論…(圧倒)。前田さん、本日はありがとうございました!
全力行動ガール
ーーお願いします!コジコジさん、カナダに単身で、しかも着物だけ持っていくって凄いですね。(笑)
そうですね。カナダに行く直前は外資系のホテルで始発終電の毎日で、楽しい仕事だったけれど「お金を稼ぐ」ってことに疑問を持ち出して。
学生の頃に一人で何度か遊びに行った事があるカナダに行ったろって思って勢いで。
カナダに住んでまでどこかに勤めてお金をもらいながら仕事するのでは日本でやっていることと変わらないから。
着物をスーツケース4つに詰め込んで、これ売って生活しよ。って思いました。(笑)
帰国のタイミングが来たときに持っていたカナダドルをみて、ふと思ったんです。
「カナダで稼いだお金はこっちで全部使って、一文無しで帰国しよう」
今の時代、普通の生活の中では金銭面で「どん底に落ちる」っていうのは逆に難しくなってきてると思って。
お金の正体が何であるのかっていうのを実感したくて、自ら一文無しを選んで帰国しました。
ーー超過酷じゃないですか…。帰国後、どうされたんですか?
帰国後は、もちろん一文無しだったから衣食住が確保できる由布院の旅館で仲居をしてました。着物が好きだったのもありますけどね。
その後、地元の福岡に戻ってきていろんな人に出会って、仮想通貨や金融の世界に触れました。
出会ったたくさんの方々が、知らなかったコト・モノ・ヒトに私をつなげてくれました。
今の私がオークンにいるのも、デザイナーとして仕事をしているのもそういう繋がりのおかげです。
この先私はきっと履歴書をかくことは無いんじゃないか・・・って思います。(笑)
ーー若いうちから、多くのこと経験されててアクティブですね。夏目さんが働く上で考えてることって何かあるんですか?
働くことは好きだけど、チームに属することがすごく苦手。
自分のパフォーマンスが一番上がる時間に仕事をして、自分がしたい場所で仕事をする。
そして、私だからこそ相手に与えられる「何か」で対価をもらう、っていう部分は重要視してますね。
もしくは、自分にとって本当に有意義な時間になるかどうか。
チームに属することが苦手と言いましたが、仮想通貨の取引所で働いていたこともありましたが、そこに自分がほしい情報がたくさんあったので、つまり有意義な時間だと思ったからですね。
ーーなぜ今、オークン福岡オフィスで働いているのでしょうか。
自分で何か立ち上げたいな、という思いがあってどこにも所属せずに放浪していた時に
山下さんと出会って、福岡オフィスにこないかと声をかけていただきました。
正直すごく悩みました。
ただ、山下さんとお話をしているうちに「この人(会社)は私に惜しみなく時間とチャンスを与えてくれる」と感じて決断しました。
じゃじゃ馬の私を引き取ってくれた感じですね。笑
ーー会社が従業員を大切にしてくれているのが、ひしひしと伝わりました。夏目さん、本日はありがとうございました!
意識高い系。

ーーお願いします!高瀬さんは大学時代から色々経験されているみたいですね。
簡単なWEBやアプリを独学で作ったり、プログラミング教室をやっている会社で学生にプログラミングを教えるメンターを一瞬だけやったりしていました。
大学の授業でもプログラミングをやっていましたが、課題のためだけのプログラミングだったので本当に面白くなくて。でも「何のためにこれを作るのか」っていうところから携わってプログラミングをした時に、初めてモノづくりって楽しいと感じました。
それから、自分で無料アプリとか作って、名刺代わりにしてました。
ーー「モノづくり楽しい」と思えていなかったら、今の高瀬さんはなかったのかもしれませんね。オークンで働いてみてどうですか?
山下のもとで働くことで、人との接し方、時間とお金の使い方がすごく勉強になっています。
責任は重いけど、その分自由にやらせてもらっていますし、社員への還元や投資を第一に考えています。その姿を見て、「こういう人に人ってついていくんだろうな」と思いますね。
ーーつまり、社長が軸でオークンに魅力を感じているのですね。
会社って、人生の中でもいる時間がすごく長いじゃないですか。
その中で、一緒に働きたくない人と朝晩残業してっていうのがキツイなって。
会社の人間と長い時間を一緒に過ごしてく中で、上司の常識が自分の常識になっていくので、誰と働くかっていうのは、すごく大事だと思っています。
大きい会社であればあるほど、実際誰と働けるかは会社の外側を見たところではわからないと思います。
説明会とかで人事の方とは会えるけど、実際人事の方と働けるわけではないですよね。極論、その会社で働かないと実際はわからないけど、その会社の人とできる限り沢山会ってどういう人がいるのかを先に知ったほうがいいなって思います。
魅力的な先輩がたくさんいたら、その人とできるだけ時間を共有して、自分もそうなりたいなって思える気がします。
ーー私も、理想の上司の下で働くのは必要条件なので、共感します!最後に、大学生に一言ありますか?
大学生の間は時間はあり余っていて、将来を考えるのに十分な時間があると思うので、自分が今後の人生においてどうなりたいのかしっかり考えるべきだと思います。
それが分からない場合はとにかくひたすら経験してみること。何事もやらんとわからんと思います。
大学生から社会人になってすぐって、社会人としての基盤がない状態じゃないですか。その状態からの最初の数年間は、良い意味でも悪い意味でも会社の先輩や同期にかなりの影響を受けると思うので、卒業後すぐの進路はすごく大事だなと感じますね。
ーー大学生の皆さん、しっかり考えましょう。高瀬さん、本日はありがとうございました!
なぜ【楽しむを仕事に】?山下社長の強い思いとは?!

ーーラスト!山下社長、よろしくお願いします。社長は就活をしなかったみたいですが、なぜですか?
周りが就活しているのを見て、違和感しかなかったんですよ。
「なぜ就活しているのか」を明確に答えないまま、説明会行ったり、選考受けたり…。あと、就活終えて内定もらった人が、「将来安泰!」と誇らしそうなのも変で。だって、働いたこともないくせに「安泰」なんて、おかしくないですか?
ーー確かに。思考停止状態で就活。おかしい話ですよね。その後、システム会社に入社されたそうですね。
そうですね。僕はプログラミングとかも初心者だったので、何も出来ない状態。「とにかく会社に何かしら還元しよう」と思い、誰よりも一生懸命に働きました。僕は、毎日充実してて楽しかったです。
ですが、周りを見てると、すごく楽しくなさそうに働いていて。
「みんなが楽しく働けるような環境を作りたい」という思いを会社にも取り合ったんですけど、僕一人の力じゃどうにも出来ず。会社、辞めました。(笑)
ーーということは、古巣で「周りが楽しくなさそう」だったのが、オークンを立ち上げたきっかけということですか?
そういうことです。だから、オークンのビジョンは【楽しいを仕事に】。「楽しい」って「個人の裁量が広い」ことだと思うんだよね。
働く場所も時間も自由でいいと思う。だけど、最低限の約束を守ったり、騙すことはダメ。つまり、責任は伴うが、自由で縛らない働き方を提供したいと考えています。
システム会社って、PC1台で仕事できるのがメリット。場所は固定する必要ないと思うんです。
ーー最低限守ってくれたらOK。伸び伸びと仕事できそうですよね。最後に一言、頂戴したいです!
僕はやっぱり、若い人も希望を持って働いていってほしい、と思っています!
なので、オークンの働き方の多様性が少しずつ周りにも広がって、影響を与えられたらいいなと、日々感じています。
ーー山下社長、本日はお忙しい中ありがとうございました!
まとめ
いかがでしたか?
時間や場所、枠に囚われた働き方が現在の日本では一般的かもしれませんが、株式会社オークンのように、常識を超えた働き方ができる会社もあります。
「働き方には多様なパターンがある」ことをまずは知ることが大切だと思います。
ぜひこの機会に、「今後、どのように働いていきたいか」、あなたの理想の働き方をもう一度考えてみませんか?
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※2018年6月に「芸工アプリ」を制作する上で資金調達のためクラウドファンディングを実施しました。今回取材させていただいたオークン様にも、ご協賛いただきリターンとして取材をさせていただいております。
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