こんにちは!芸工アプリ事務局です。
1月からスタートした新企画
知らなきゃ損!? 内定者と振り返る、芸工生のための「就活4ステップ」!
不透明な就活事情を少しでも解消すべく、芸工4年生が自身の体験を元に、就活を振り返りながら実際に使って良かったコンテンツを紹介します!この記事で就活に関する疑問を少しでも晴らしていきましょう!
第一回「自己分析編」はこちら
今回は業界・企業分析編!
第2回は【業界・企業分析編】となります!
💭 業界分析・企業分析って何?
💭 企業分析ってしなくちゃいけないの?
💭 業界分析・企業分析はどうすれば進められるの?
そんな疑問を持っている方はぜひご覧ください!
※【注意!】ここで紹介する内容やサービスは全て個人の考えや使ってみた感想です。就活に絶対の正解は無いので、一意見として参考程度にお使いください。
そもそも業界分析・企業分析とは?
就活をしていると、業界分析(業界研究)・企業分析(企業研究)を耳にするんですけど、どんな意味なんですか?
業界分析とは業界について知ること、企業分析とは企業について知ることだよ。 通信業界(docomo・ソフトバンク・KDDI・楽天)を例にして説明するね。
【通信業界の企業分析・業界分析の例】
①業界分析
通信業界4社(docomo・ソフトバンク・KDDI・楽天)の社風や事業内容の違いや共通点を調べる。
②企業分析
docomoのビジョンや社風、事業、業績などを知り理解を深める。
企業分析をそれぞれ4社行って、4社の違いの有無やその違いがわかれば、業界分析をしたことになる。業界分析は広く浅く、企業分析は狭く深く調べるイメージ。
業界・企業分析は自己分析と並行して進めることが多いよ!
自己分析をして自分の価値観や将来なりたい姿が分かってきたら、それに適する会社はどこなのか・その業界にある全ての会社が当てはまるのかを業界・企業分析をして見極めていくよ。
業界分析・企業分析をする理由
業界分析・企業分析についてなんとなく分かってきました!でもする必要ってありますか?
業界分析・企業分析をする理由として、自分に適している会社を見極めるため・面接の選考を受かりやすくするための2つがあると思う!詳しく説明するね!
① 適している会社を見極めるため
自己分析で分かった価値観を元に業界・企業分析をすることで、その企業の良いと感じる点、違和感を感じる点が見えてきます。
そのとき、「なぜ合う・合わないと感じたのか?」「どんな企業なら違和感を解消できるのか」を深く考え自己分析に還元します。そして、自己分析で発見した価値観を元に企業・業界分析をします。
この流れを繰り返すことで、自分に適した会社を見極めることができます。
② 面接に受かりやすくするため
面接ではよく「他にどんな企業を見ているのか?」「その中でなぜうちを志望しているのか?」を聞かれます。
そのとき、その会社と自分が適していることを説明する必要があります。企業分析を深くすることで、自分の価値観と照らし合わせた解答ができますし、業界分析をすることで、志望している企業が持つ他企業にはない魅力をはっきりと説明することができます。
業界・企業分析をしっかり行わないと面接で企業と自分の適している点を語れず、志望度が低いと判断されます。
先輩が実際に行った業界分析・企業分析の方法 3つ
業界分析・企業分析の意味や必要性はわかったんだけど、結局何をすれば良いの??
1.企業説明会・イベントに行く
多くの就活サービスが企業説明会や企業が集まるイベントを開いています。働いている社員の生の声を聞ける・多くの企業を簡単に知れる良さがあります。使っていたサービスを紹介するね!
1. Goodfind
未来のビジネスリーダーとなるハイポテンシャルな学生に、成長機会や、キャリア構築に関する情報提供をおこなうプラットフォーム。ロジカルシンキングやグループディスカッションなどのスキルアップセミナーや、厳選企業のインターンシップ・就活セミナー情報などが提供されています。
企業単体の個別説明会や、複数の企業が集まった合同説明会が開催されています。ベンチャー企業が多く、学生があまり知らない企業もあります。
自分の知ってる企業に囚われず、知らない会社の話を聞くと新しい価値観に気づけるので、少しでも気になれば行くことをおすすめします!
2. Re Designer for Student
ReDesigner for Studentは、デザイナーを目指す学生と、デザインの力を信じる企業をマッチングする就活プラットフォーム。
それぞれの企業の情報はもちろんですが、デザイン業界全体についての情報がたくさん載っています。例えば現代の流行りのデザインやこれから来るデザインなどの情報が提供されているので、デザイナー職で就活している人には特にオススメです。
また、Youtubeではデザイン業界の話だけでなくポートフォリオの作り方なども提供されているので見ていて絶対損はないと思います。
3. ViViViT
しごとのマッチングができるポートフォリオサービス。 プロのクリエイターから美大・専門・大学生などすべてのクリエイターが対象。 新卒・転職・フリーランス案件・インターン・アルバイト…やりたいしごとがきっと見つかります。
業界分析より企業分析に特化していると思います。特にサイト内でポートフォリオをつくることができ、ある程度作品を投稿していると企業の人事担当の人からお声がかかることがあり(自分から話しかけることもできます)、僕はこのシステムを使って20人くらいの大人と話しました。
多くの人と話すことで頭がスッキリし、企業や業界の特色をより理解できたと思います。
2.ネットで調べる
インターネットで調べる方法が最も手軽に業界・企業分析ができます!実際に行っていた方法を紹介するね!
1.コーポレートサイトをみる
各企業はそれぞれ自社サイトを持っています。そのサイトの中でおすすめなのが、IRの決算説明資料(通期)を見ることです(上場企業のみ)!
この資料には各企業の業績や事業内容、今後の展望などがわかりやすく書いてあります。その会社がこれから何を目指すのかを知れると深い企業分析ができます。決算説明資料を見比べると業界分析も捗ると思います!
2.働いている社員名をひたすら検索する
それぞれの企業のサイトには働いている人の名前が書かれてあります。その人の名前を検索するとインタビュー記事や過去の実績が出てくる場合があります。
インタビューを読むことで、企業の価値観や社風を知ることができます!「人」を知るにはおすすめな方法です!(面接でその内容を話すと評価もあがります)
3.OB/OG訪問をする
企業説明会やインターネットの情報だけではリアルな話は聞くことができません。そのため、志望度の高い企業にはOB/OG訪問をしましょう!OB/OG訪問をすることで深い業界・企業分析につながります。OB/OG訪問の方法を紹介するね!
1.現役の先輩/芸工OBOGに聞く
僕は芸工の先輩から紹介してもらったり、クラスであった企業見学で知り合った芸工OBの社員さんとつなげてもらったりしていました!芸工の先輩からつなげてもらうと安心感があるのでおすすめです。
つながり方としてはLINE等で知り合いの先輩に「就活してるんですけど、〇〇な人いませんか」と聞いてみると良いと思います!変に気を遣う必要ありません。
僕は広告業界を中心に、研究室やサークルの先輩、企業見学で訪れた時に会った先輩など、さまざまなコネを使ってOB/OGを訪問しました。10人くらいの方と話すことで、ネットでは分からない業界の裏側を深く知ることができました。
先輩たちは現役生と話したいと思っている方がほとんどなので、「忙しそうだからやめとこうかな…」と無駄に億劫になる必要はありません。ガンガン連絡して良いと思います。
芸工の先輩に聞くのがやっぱり安心ですよね!でも知ってる先輩がいない時どうすれば良いの??
2.働いている社員さんに直接メッセージを送る
僕は志望している企業で働いている社員さんの名前を調べて、話を聞きたい方に直接DMを送りました。就活のことを説明すると返信が返ってきて会ってもらえる場合あります。
志望度が高い企業や、どうしてもOB/OGが見つからない場合はおすすめです!
3.ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、大学生と活躍しているOB/OGがつながる、OB/OG訪問の新しい形のマッチングサービスです。
matcherに比べ、使えるのが一定の偏差値以上の大学に制限されています(九大は大丈夫)。登録した大学のOB/OGとのみ会うことができるので、「全く素性のわからない人が来た」ということはありません。また、大企業に勤めるOB/OGが多い気がします。
4.Matcher
OB/OG訪問の新しい形を実現したソーシャルマッチングサービスです。 学生は、大学の先輩以外でも「気になる企業の、気になる人に、気軽に会いに行くこと」ができます。 社会人は、学生の相談にのるかわりに「誰かにしてほしいこと」や「誰かと一緒にしたいこと」をしてもらうことができます。
直接のOB/OGではない社員の方に話を聞けるサービスです。僕は5人くらいの方とお話をさせてもらいました。会社の話から就活相談までのってもらえました。直接のOB/OGが見つからない場合はおすすめです。
ただし、オフラインではなく、オンラインで会うことを強くお勧めします!相手がどんな人かわからないので。
まとめ
企業分析・業界分析についてわかりました!自分のできる範囲から始めてみます!
ネットや本で企業や業界を調べていくのもいいけど、やっぱりその業界の人に直接聞くのが良いと思うよ!大人と話す練習にもなるので!
繰り返しになるけど、企業・業界分析を進めると自己分析も進むので、行ったりきたりしながら進めてみよう!
わかりました。ありがとうございます!就活頑張ってみます!
次回はES(エントリーシート) クリエイティブ 職となります!
企業を受ける時に必ず必要になるエントリーシート。クリエイティブ系のエントリーシートってどうすれば良いの?そんな疑問に先輩たちがお答えします!お楽しみに!
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