2020年は「芸工アプリが面白くなる年」です

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祝・芸工アプリ1周年!!

芸工生関係者の皆様、あけましておめでとうございます。(もう2月ですが)
芸工アプリ運営局です。

昨年、クラウドファンディングで4,895,000円ものご支援をいただき、
大勢の方々に支えられながら誕生した芸工アプリが、

 この度、おかげさまで1周年を迎えました!!

(ちょうど1周年を迎えたタイミングで“ログインできない不具合”が発生し、対応に追われておりました)

 

 

たくさんの期待を背負い、形になった芸工アプリですが、

インストールしてはみたけど、芸工アプリって結局何に使うの?

プロフィールを登録したっきり全然開いてない…

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

そんな方々のために、この記事では改めて
「このアプリの“これまで”“これから”についてまとめてみました。

(この記事に込めた気合の程は、スクロールバーの長さを参照いただけると幸いです)

後半では「今年、最も力を入れていく企画」についても触れていますので、
現役・OB問わず、ぜひ最後まで読み進めていただけると幸いです。

(ちなみに新企画は、「求人」「採用」にご興味のある企業の方必見の内容となっています)

 

そもそも芸工アプリって何だっけ?

アプリの概要

今更ながら、芸工アプリについて一言で説明するとしたら、
「“芸工の関係者”だけが参加できるコミュニティアプリ」です。

芸工の関係者とは、現役芸工生、OB、先生、を指します。

 

 

リリース時の記事では、「クローズドSNS」などと表現していましたが、

要するに芸工アプリとは、

「芸工関係者しかいない空間で、自由に情報交換・検索・交流ができる」

アプリというわけです。

(「間違ってはいないけどムダに難しい言葉」を使ってしまったなと、今では深く反省しております。)

 

 

ここでポイントとなるのが、芸工アプリとは、

どこかの目立ちたがり屋が勝手に作ったアプリ

芸工の同窓会「渾沌会」が作った「芸工公式」のアプリ

という点です。

(× きとんかい ○ こんとんかい)

 

原点と経緯

昨年、50周年を迎えた渾沌会。
幹部の方々は一堂に会し、あるテーマについて議論を重ねていました。

(ゼーレをイメージしてください)

 

 

それは、

「この大切な節目、次の世代に何か残せないだろうか」

という内容。

 

 

原点まで遡れば、そもそも芸工大とは、芸術工学の発展のために存在しています。

全国から若者が集まり、縦横関係なくつながり、青春を謳歌する。
時には研究室で、時にはプロレスのリングで、そして時には大勢で火を囲みながら、魂をぶつけ合う。

そんな異常な独特の環境の中で磨かれた変わった優秀な人材たちが世に放たれ、ニッチな様々な業界で活躍していく。

つまり、芸工大という、ほどよく閉ざされた空間で生まれた内輪ネタエネルギーが、
この国の芸術工学を間接的に進めているわけです。

(決して大袈裟ではないと、筆者は本気で信じています)

 

 

この原点と前述のテーマを結び、渾沌会はある仮説を立てました。


世代に関係なく、芸工生と一緒に何かを作り出せる場所があったとしたら、この国の芸術工学はもっと発展するんじゃなかろうか。


そして何より、
知られざる芸工のスター、
芸工卒の優秀なクリエイター、
一般企業の中で地道に芸術工学を積み重ねている先輩らの存在を知れて、しかもつながることまでできたら、若者にとってこれ以上の刺激はないはずだ。

 

 

これはそのまま、芸工アプリ制作全体の指針となっていきます。

懐古主義的にではなく、未来創造的観点から

「芸工の”あのエネルギー”に再会する」ことができる場所。

 

 

芸工生の、芸工生による、芸工生のためのアプリを制作するプロジェクトは、こうして始まったのでした。

(経緯の詳細や実現したいビジョンなどについては、「芸工アプリとは」のページでもまとめられています。小難しく)

 

手探りながらも全力疾走しました

SNSとしてのベースができました


「大学の一学部」という括りでのコミュニティアプリは、全国的にも類を見ないものです。

(そもそも、スタンドアローン感にここまで謎の執着を見せる学部があまりありません)

 

クラウドファンディングで目標を達成した後はひたすら議論を重ね、具体的な仕様やデザインイメージなどを固めていきました。

(「SNSをつくる」ってなかなか大変です。具体的な苦労エピソードはまた別の場所で…)

 

 

そしてリリースから1年、制作開始からは約1年半。

「探す」「つながる」「メッセージを送る」など、SNSとしての基本仕様は備わり、

サディストのようだったUI(使い勝手)も少しずつ改善され、安定した動作を見せるようになりました。

(「戻る」ボタンのタッチ判定の辛さで枕を濡らすことももうありません)

 

 

イベントをたくさん開催しました

このアプリを制作・運営していく上で最も避けたかったこと。それは、

「一部の先輩たちだけが盛り上がっている」という状態になってしまうことでした。

(新歓のとき、同卓の先輩たちがホーミーの話で盛り上がりだしたときは本当に帰りたかったです)

 

 

そうしないためには、「アプリを作って終わり」ではなく、

リアルな場で、現役生とOB(運営含む)がつながる場所を創り出すこと

が最重要命題であると考え、アプリに絡めた企画を定期的に打ち出してきました。

 


進路ミートアップ(2019年5月)


芸工OBと現役生による「進路をしっかりめに考えてみる」会(2019年7月)


生き方フェス 2days(2019年11月)


環境のしごとみち(2019年11月)

また、イベントで得たつながりを次へ活かす試みも行いました。

「新入生!春の自己紹介企画」実施のお知らせ

自己紹介企画の受賞者に賞品を渡してきました!

おっくーださん

キャンペーンに入賞し芸工アプリグッズをゲットしました!

 

さらにこれらには、現役・OB問わず「生の声を聞く」という狙いもありました。

最初の記事にもあるように、初期は「みんなでつくろう」「走りながら改善改善」「あげあい、おもしろがる」というスタンスで運営していた芸工アプリ。
接点が増えればそれだけ得られる情報も増え、リアルな場であればその精度も申し分ないはず。

それらを片っ端から取り込み、どんどんスケールアップしていこうと画策していたわけです。

(カオナシをイメージしてください)

 

多くのドラマが生まれました

「基盤の整備」と「橋渡しの企画」。これらを1年間、粘り強く続けた結果、
“明らかにこれまでとは異なる”縦横の交流機会を、多数生み出すことに成功しています。

 

 

以下、いくつかの例を記載しておきます。

Y.Sさん(OB) → 芸工アプリのイベントを通じて、協賛企業様への就職が決まる

S.Jさん(OB) → 芸工アプリのイベントがきっかけで、インターン生を獲得

Y.Kさん(OB) → 芸工アプリを通じて、現役生のアルバイトを採用

Tさん(OB) → 芸工アプリを使ってアンケートを実施し、想定を超える数の回答を獲得

 

他にも、アプリのプッシュ通知のおかげで同窓会の出席率が10%上がった
という地味にすごい報告も上がってきています。

 

 

また、イベントにご参加いただいた現役芸工生からも、運営冥利に尽きるコメントを多数いただいてます。

OBの人が来てくれて話をしてくれるイベントだと予想していた。芸工卒業生は分野も様々で目当てのジャンルの先輩へ質問することができた。幅広い人と会えるため、芸工の現役生なら誰が行っても実りある会になると思う。by 現役生 男子
色々な分野の人がいた。自分の視野が広がりました。自分の所属しているサークルの先輩が卒業後どんな仕事をしているのかもっと知りたい。このイベントにまた参加したいです。 by 現役生 女子
友達から紹介で参加しました。すごい人達が自分を置いていくイベントだと思っていたが、先輩たちと直接話すことができ、とても親切だった。先輩らの熱量をとても感じ、自分もこれから好きな道を見つけ極めていきたいと思った。またこのイベント参加したいです。 by 現役生 男子
就職が決まっているが参加した。OBとハッカソンなどしたく、人脈づくりとして参加した。手応えはあったし、できることがあれば活動を共にしシナジーを起こしたい。もっともっと話をしたいので打ち上げ「ひげ将軍」にも参加します! by 現役生 男子 4年
クラスメイトから話を聞いて参加した。芸工OBと繋がれると思い。現在3年生だけど、不安が払拭できたイベントだった。工業設計という事もあって、プロダクトデザインや空間設計をされてるかたと、今後繋がれたらと思っています。
今回のイベントで最もよかったのは、「人生どうにかなるかも!芸工の人たちと繋がっていれば」と希望が見えたこと。 by 工業設計 現役生 3年生 女子
FBと芸工アプリお知らせを見てイベント参加しました。 卒業生が授業のような講義すると思っていたが、ディスカッションがメインで、自分の悩みを相談できたり、同じような悩みを持つ現役生の話を聞けて、心が晴れた
好きなことを仕事にしなければと高ハードルと思っていたが、そのハードルが少し下がった気がする。芸工アプリで投稿をして実務経験のある先輩からコメントを貰えるところが気に入っています。もっと活用したいです。by 現役生 女子

文字だけでは伝えきれない詳細はまた取材記事などを通して伝えていきますが、
何にせよ、「作ってよかった」「走ってよかった」と確信できるほどには、価値のある感想が集まってきています。

(今にして思えば、「手探りで全力疾走」って相当やばい状態です)

 

何よりの成果は「発信力の上昇」

そして何より、現段階で感じている最大の手応えは、

芸工生に対する発信力が劇的にアップしたこと

です。

 

 

Facebookのイベント告知などはわかりやすいのですが、
序盤は200〜300リーチ止まりだったものが、ここ3回の平均はその10倍近くになってきています。

もちろん数字自体を切り取れば、大手広告代理店にお勤めの方なんかには鼻で笑われるかもしれません。

しかしながらこの成長率です。

そして無添加(本当に芸工生だけ)。さらに鮮度も高い(現役生も多い)。

これらの要素を考慮すれば、媒体としてのポテンシャルの高さは疑いようもありません。

 

 

ゆっくりと、しかし確実に、

「たくさんの芸工関係者に情報を届けられるコミュニティ」

が育ってきているのです。

 

 

これもひとえに、クラウドファンディングをはじめ、

様々な場面で応援してくださった皆様のおかげです。

この場を借りて、心よりお礼申し上げます。

 

本当に面白いのはこれからなんです

 

芸工アプリの到達度

さて、1周年記念ということもあり、
芸工アプリの出発から現在に至るまでの一年を振り返ってきました。

ここまで書いてきた通り、手応えを感じている部分は多々あるものの、

芸工アプリはまだ、ビジョンの1割も実現できていません。

 

芸工アプリがあったから、自分にあった仕事を見つけることができた

芸工アプリがきっかけで、良いビジネスパートナーとつながれた

芸工アプリのおかげで、OBイベントに若い風が吹いた

芸工アプリを見ていたら、生き方に対する価値観が変わった

芸工アプリで見つけた人の活動から目が離せない

こんな声が生まれるきっかけを、芸工アプリはもっともっと作っていきたいと考えています。

 

「芸工アプリを開くのが楽しみだ」

多くの方々にそう思ってもらえるよう、2020年はもっともっと加速していきます。
次回は具体的なキャンペーンをお伝えいたします。お楽しみに!

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