こんにちは!芸工アプリ事務局です。
12月19,20日に「大芸工展2020」が開催されました!
今年はwebでの開催で、2日間でのべ1200人の方々にご覧いただきました。
現役生の方より、大芸工展2020の紹介とお礼をいただきました!
受賞作品の紹介もあります!早速みていきましょう〜!
大芸工展とは
「大芸工展」とは九州大学芸術工学部、神戸芸術工科大学、東北芸術工科大学、名古屋市立大学芸術工学部、4つの芸術工学を学ぶ大学生による合同展示会です!
今年のテーマ
今年のテーマは「うつる」です。 うつる。映る。憑る。写る。移る。感染る。遷る…情報や感情、考え⽅が伝わっていく時代のなかでそれぞれの「うつる」を表現します。 芸術工学を学ぶ学生の個性ある「うつる」により、素敵な作品が集まった展示会を開催できるよう励んでおります。
引き続き大芸工展WEBサイトにて、今年の作品は公開されています!
是非チェックしてみてください。
九州大学芸術工学部 学生 受賞作品
『依代のデザイン 』(準グランプリ)
依代(よりしろ)とは、神や精霊が宿ることができるモノのことを指し、古くから日本では万物が依代であるとされています。
50年以上前に芸術工学という学問が生まれて以来、合理主義且つ機能主義な人間中心のデザインに焦点が当てられてきました。 しかし、昨今の新型コロナウイルス感染症によって人間がウイルスに半ば支配され翻弄されているところを見ると、もはや人間だけが中心なのではなく、あらゆるモノが中心になり得ることを意識させられます。 そこで今、改めて人間中心のデザインを見つめ直し、人間以外のモノもその存在が中心となり得るという考えを「依代」という言葉に込めて表現しました。この作品では、モノも中心になり得るという意識を促すアプローチの例を3つ提案します。
『香の音 』(堀内康広賞)
お香の灰が落ちると音がなり、水中を灰がはらはらと舞い落ちるお香たてです。
水を張りお香のその先を作ることによって、自然に落ちる灰が音を立て水中へと消えていきます。
一定の間隔で音を立てるお香立てが、日常の静かなタイマーとして時のうつろいを私たちに教えてくれます。
『高架下のキラキラ 』(原田祐馬賞)
水面が高架下に反射して、光がきらきら映っているようすを本に閉じ込めました。文庫本サイズのパラパラまんがです。
大芸工展代表挨拶
こんにちは。大芸工展運営委員代表 神戸芸術工科大学 糸目華です。この度は「大芸工展2020」の展示を見ていただき誠にありがとうございます。COVID-19により日常が大きく変わり、当初は大芸工展を無理に開催しなくても、と見送る事も考えていた時期がありました。
ですが、4大学の学生達で話し合い 、COVID-19だから出来ないではなく、COVID-19だから出来ることをしよう!とweb開催を決意しました。
決意した当時、webでの展示会は少なく、展示方法や審査講評会の形などどのようにするのがベストなのか分からず右往左往していましたが、4大学の学生とミーティングを重ね、このwebサイトが立ち上がりました。そして、うつるのテーマのもと出展者の皆さんが作品を制作し、大芸工展を開催することが出来ました。「大芸工展2020」は私たち運営委員だけでは到底、実現しませんでした。 協賛・協力していただいた企業の皆様、クラウドファンディングにご協力してくださった支援者の皆様、そしてお忙しい中審査員を引き受けてくださったデザイナーの方々や、卒業生など多くの方々に支えられ、無事に開催することが出来ました。この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。今後とも、大芸工展の活動に対しまして、暖かく見守っていただければ幸いです。
WEBサイトにて作品公開中!
大芸工展に来場していただいた方々ありがとうございました!引き続き大芸工展WEBサイトにて、今年の作品は公開されています!
是非チェックしてみてください!
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