リニコメとは
こんにちは!リニコメ運営チームです!リニコメでは、4月3日に芸術工学部新3年生を対象とした式典「令和4年度 在学式」を開催いたしました!
学部生生活のちょうど真ん中にさしかかった新3年生。このタイミングで一度式典を開催し、これまでの2年間を振り返ってみてほしいな、そして、これからの大橋キャンパスでの日々に向けてポジティブな気持ちになってほしいなと思っています🌸
イベント情報
【対象】
芸術工学部新3年生
※その他の芸術工学部関係者の皆さんもご参加いただけますが、多くの演出が芸術工学部新3年生を対象としました。
【日時・場所】
4/3(日)13:00に多次元デザイン実験棟にて開式。
【式次第】
一 開式の言葉
一 国歌斉唱
一 校歌斉唱
一 在学代表者式辞
一 来賓紹介
一 祝電披露
一 破壊の儀
一 ブチギレの言葉
一 キューブ贈呈
一 掲揺
一 閉式の言葉
開催にあたっての想い
発想の出発点
セレモニーイベントを作りたい
最初は、代表の尹(ゆん)が発したこの言葉からでした。学生生活において「セレモニー(式典)」と呼ばれるものがあります。入学式は、期待に胸を膨らませつつも、まだ新しい学校に慣れず気まずさが混じる日。卒業式は、これまでの課程を修了した達成感や感慨深さと、これでお別れになる寂しさを共に感じる日。それら2つは、そのままでそれぞれに素晴らしい日です。しかし、そこからは一線を画して、ネガティブさ(心の中でちぐはぐが起きてる感じ)を生まない、そんなセレモニーがあっても良いのでは。このイベントは、そんなアイデアに端を発しました。
イベントが後押しされるわけ
開催時期は2022年4月3日。学部新3年生のこの時期は、学生生活のちょうど真ん中にあたります。一度立ち止まって、これまでの生活がどうだったかを振り返るのに良いタイミングでした。加えて、時間割に従ってコースの全員で授業を受けて過ごす2年間から、研究室や就職先を意識した道を選び、それぞれの生活にシフトしていく2年間へ変化します。つまりこの時期が、学部生生活の中で大きく視点が変わるターニングポイントだといえるのです。この二重の節目である時期に、肯定的な心持ちで以て、互いに足並みを揃えたり、人間関係や生活を、整え、編み直す日があるとしたら。それってすごく素敵ではないでしょうか。
特に我々2020年入学の世代は、入学式が思うように開催されず、対面授業もなかなかしてもらえなかったです。大学生活がぬるっと始まったような、何だか捉えどころの無い春だったような。そんな大学生活に対する不確かさが拭えないのです。このイベントを機に、そんなもやもやも、取り払ってしまいたいと考えています。
イベントの存在意義
芸工には、様々な学生がいます。芸工祭に全てを懸けて4年間過ごす者、芸工祭とは無縁のまま卒業する者、入学前からデザインについての高いスペックを持つ者、デザインには関心がなく「九州大学」の名前に惹かれて入学した者。
一度、整理がしたいのです。僕らは、どこで出会って、何を学び、どんな風に関わって、これからどこへ行くのか。これを肯定的に意識するには、イベントの存在が不可欠です。学んで参考にしなければならないお手本として示すより、あくまで体験として「いいな」と感じてもらうことに価値があると考えました。
以上、この春に皆が集まり、イベントを迎えるという行為自体に価値があることを念頭に置きつつ、入学式を十分に行えなかったコロナ世代の自分たちの特性を勘案し、リニコメの方向性を定めて舵取りして来ました。
このイベントは、挑戦が多いです。誰も考えなかったことを、前例も答えもないイベントの着地点を、手探りで突き進んできました。どうか、そんな僕らの姿を応援していただけると嬉しいです。
クラウドファンディングのお知らせ
この度クラウドファンディングに挑戦します。
現在、開催にかかった経費を運営の学生たちで出資している状態です。ご支援お願いします。
上の記事を読んで、リニコメを応援したいと思ってくださった方がいたら、是非ご協力をお願いいたします。
問い合わせ先
reknitdayooo@gmail.com
芸工関係者の皆様や、卒業生の皆様、また、芸工には関係ないけどいつも芸工生の活動を応援してくださる皆様、プロジェクトの「拡散」と「ご支援」をぜひよろしくお願いします!
【寄稿】 リニコメ代表 尹泰陽(未来構想デザインコース3年)
未来構想デザインコース3年。様々なイベントの企画運営を積極的に行っている。価値の発掘、居場所の設計の腕を磨いている。 よく物を壊す。